ドーモデス。タツヒコです。
大学進学を考えている方はこのような噂を耳にしたことはありますか?
「友達を作らないと大学生活はキツイ」「情報収集をする上で人脈は必須」「将来的にコネを作っておく必要がある」などなど。
という訳で今回は...
- 一人でも大学生活は過ごせるのか?
- 情報収集をするのに知り合いは必要なのか?
- 将来に向けたコネって必要?
- 大学で単独行動のメリットってあるの?
- 一人で大学生活を送る上で心がけるべきことは何?
これらの疑問についてお答えしていきます。
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目次
一人でも大学生活はどうとでもなる

結論から言います。一人でも大学生活はどうにかなります。
何故かといえば大学のシステム上一人でも過ごせるようになっているからです。
その詳細を5つ見ていきましょう。
大学の情報はHPとシラバスを見れば十分
大学からのお知らせや講義情報は全て専用のHP(ホームページ)か“シラバス”に記載されています。
休講情報や大学からの事務報告はHPに掲載されています。(あとはキャンパス内の掲示板の掲示とか)
シラバスとは教授が大学側に提出する授業の計画書のことです。
授業内容や取り扱う教科書や参考書、試験・レポートの有無、その他受講する上で注意してほしいことなどが細かく記載されています。
基本的に授業が始まる約2週間前にこのシラバスを閲覧して授業内容を確認し、最初のガイダンスに出席して受講するかどうかを判断することになります。
HPとシラバスさえ見れば大学からの情報はほとんど網羅できる上、
授業が自分に合わなさそうだったらガイダンスの時点でキャンセルが利きます。
なので基本的に周囲に頼る必要はありません。
授業は原則一人で受ける
大学で行われる授業は座学やゼミ、校外実習など色々な形式がありますが、原則として授業は一人で受けます。
友達と同じ授業を選択してレポート課題を協力して解いたり、代わりに出席を取ってもらうなんて話も昔はあったそうです。
しかし最初は人に頼れても、最後は一人で事を成す必要があります。
レポートは自分の文章で書いて提出するし、出欠席は教授が直接点呼を取ったり、専用アプリを使って授業に関する質問に答えさせたりとしっかり対策しています。
そして当然ながら、授業の期末試験も一人で受けます。
逆に周りに頼りまくっていると、思わぬしっぺ返しが飛んでくるやもしれませんね。
単位が取れれば大学は卒業できる場所
大学は決められた単位さえ取得できれば誰でも卒業できます。
仮に友達や知り合いが一人もできなくても、コミュニケーション能力が周りより劣っていても、
授業に出て単位をちゃんと取ればお咎めなしです。
むしろ遊ぶことにかまけていて授業に出席しない方がヤバいです。
サークル・部活は強制ではない
サークルや部活動は原則自由に参加・不参加が選択できます。
一切参加せずに一人で過ごしていても特に成績などに問題はありません。
1年生の時は入らなかったけど、気が変わったから2年から参加するということも可能です。(よっぽど厳しい所でなければ)
知り合い経由のコネは不確定過ぎる
大学のシステムからは逸れますが、コネ目的で知り合いを増やすのはあまり得策とは言えません。
なぜなら不確定要素が過ぎるからです。
仮に大学で知り合いになったひとが将来成功して、企業の重役や資本家などになったとします。
その人と会って、仕事上で何らかのデカい恩恵が得られることになりました。
これが実現するのって果たしてどれくらいの確率の話でしょうか...?
また実現したとして、それは何年先の話でしょうか...?
コネを作っておいても損はありませんが、必ずしもすぐ役立つとは言い難いです。
もし就活時に有利に立ちたいのなら、インターンシップへの参加を検討しても良いと思います。
既に社会で活躍している人と繋がる方がまだ確実と言えます。
大学で単独行動するメリット

大学で単独行動することにはメリットがいくつもあります。
割と当たり前なことが書かれていると思いますが、これ結構デカいです。
自分のペースで行動できる
大学生はとにかく自由です。
一人で行動していれば、その自由な時間を独り占めすることができます。
いつ大学に来て、どの時間帯に授業を受けてどこでお昼を食べるか、何時に帰るかなど。
当たり前な話ではありますが、自分の時間が欲しい人にとってはメッチャデカいことです。
周囲に影響されにくい
何人かの友人と行動していると、自分一人で好きなように選択できないことがあります。
「周りがこうするから、自分も本意じゃないけど仕方なくこうしようか」みたいな場面に遭遇する可能性も考えられます。
一人でいれば周りに気を遣う必要はありませんし、選択を左右される心配もありません。
トラブルに巻き込まれにくい
一人で行動していれば周りのトラブルや面倒ごとに巻き込まれる心配もありません。(全部自己責任になっちゃうけど...)
逆に集団の中にいると、思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。
例えばサークルの飲み会に出席した際に、未成年のメンバーが誤ってお酒を飲んでしまった場合。
本人は当然処罰されますが、同席した他のメンバーも飲酒を止められなかった連帯責任としてまとめて罰せられることがあります。
たとえ自分にその意思がなかったとしても、巻き込まれる恐れがある訳です。
「面倒ごとはゴメンだ!」と思う方は一人で過ごしてみるのもアリだと思います。
趣味に没頭できる
大学の時間をたっぷり趣味に使おうと考えている方もいると思います。
一人なら当然ながら、自由に時間が使えるので易々と実現できます。
大学で単独行動するデメリット

では逆に単独行動をする上で考えられるデメリットは何か?
大きく3点挙げられます。
コミュ力が身に付かない
当たり前な話ですが、一人でずっと行動していると人と話さなくなります。
そうなればどうなるか。必然的にコミュニケーション能力が上がりません。
そうなるとディスカッション形式の授業や、就活時の面接では不利に立たされてしまう恐れがあります。
自分で好きなように過ごせる分、対外的な力は育たないことに留意しましょう。
先輩からの情報が得られない
先ほど“大学からの情報はHPとシラバスで十分”と書きましたが、実は一つだけ単独ではどうしても手に入らない情報が含まれています。
それはサークルや部活動、ゼミにいる先輩からの独自情報です。
1,2つ上の先輩は自分よりも長く大学生活を送っています。
彼らが直に体験した情報というのは、大学側から提供された情報よりもリアリティに富んでいる訳です。
「この授業のレポートはこうしたほうがいい」「あのテスト範囲にはこれが出てくる」「ここゼミ発表はこうしておけば大丈夫」などなど...
アドバイスをもらうことで解決する悩みもあります。(就活と卒論関係は特に大きい)
サークルやゼミに参加しない人はこの恩恵を得にくいことになります。
身近な相談相手が作れない
大学には一応生徒の相談に乗ってくれる指導室的な場所はありますが、中々行きにくいと感じる方もいるかと思います。
いざという時に身近に相談できる相手がいるのは非常にありがたいことです。
一人ではそうした相談相手も中々作りにくいもの。
最悪自分一人でどうにか決断することになると覚悟しておきましょう。
一人で過ごす上での注意事項(コツ)

さて、大学生活は一人でも十分過ごせることは分かっていただけたと思います。
それを踏まえた上で心掛けるべき注意事項(コツ)をいくつか列挙しようと思います。
100%一人では過ごさない
一人で大学生活は過ごせるとは言え、徹底して単独で過ごすことは推奨できません。
一人で過ごすことにはメリットがありますが、先ほど挙げたようなデメリットもある訳です。
全体の1%でもいいので誰かしら他の人と交流する機会を設けつつ、それ以外で一人を満喫する時間を確保することが大切だと思います。
「大学=サボる場所」という認識を持たない
当たり前なハナシですが、大学は勉強するところです。
授業をサボってフラフラする場所ではありません。
一人で行動している分全責任が自分の下に降りかかるので、サボればサボった分だけしっぺ返しが来ます。
しっかりと一人で勉強する意識と習慣を身につけましょう。
スケジュール管理を徹底する
周りに人がおらず、全責任が自分に降りかかる分計画的に行動することが大切です。
その時の気分で動くのは大袈裟ですが、自殺行為と言えてしまいます。
いつ、どこで、何をするのか、メモ帳やスケジュール帳に書いて行動管理をしっかりと行いましょう。
テキパキと行動する
大学の教室は広いキャンパスのあちらこちらに点在しています。
それ故に授業が始まる前に素早く移動する必要があります。
一人で行動する以上はどこにどの教室があるのかを事前に把握して、無駄なく行動するようにしましょう。
情報収集を積極的に行う
周囲に頼りにくい分情報収集はぬかりなく行う必要があります。
教材販売の有無や授業の抽選にうかったか落ちたかなど、重要な情報はいくらでも出てきます。
HPや掲示板で積極的に情報を確認して、自分に関係する項目があるかないかこぼさず拾いましょう。
まとめ

いかがでしょうか。
大学生活を一人で過ごすことで得られる恩恵、引き換えに得られない恩恵が何か、参考になっていただけたら幸いです。
私も一匹狼が性に合う性質(たち)なもんで、キャンパス内では単独行動を取ることがほとんどです。飲み会に出席したことも過去2回しかありません。
ただそれでもまるっきり一人で過ごしている訳でもありません。 ゼミやサークルでは顔見知りと話す機会もあります。
周りの環境や距離感を図りつつ、充実したぼっちライフを満喫しましょう!
今回はここまで。オタッシャデー。