【初心者向け】WordPressに導入すべきおすすめプラグイン17選

WordPressのプラグイン一覧 タツ研の過去記事

ドーモデス。タツヒコです。

WordPressをはじめたばかりの初心者の方はどの「プラグイン」を入れるべきかで迷うケースが多いかと思います。

膨大な数があるプラグインですが、率先して導入すべきものは大体決まっています。

というわけで今回は...

  • プラグインってそもそも何?
  • プラグインの入れ方や設定方法を知りたい
  • どのプラグインを入れればいいか分からない/オススメはあるの?

これらの疑問について書いていきます。

大前提:プラグインとは?

USBのプラグ

インターネットに疎い方やブログを始めて間もない初心者の方は、

「プラグインって何?」と考えたかと思います。

プラグインはIT用語の一つで、
“特定のアプリの機能を拡張・補助するソフトやプログラム”を指します。

仮にノートPC自体をアプリとした場合、カーソルの操作性を上げるマウスや音質を上げてくれるスピーカーやヘッドセットがプラグインに該当しますね。

WordPressにおけるプラグインも基本的にこの意味と同じで、ブログに直接繋いで様々な機能やサポートをしてくれるソフトになっています。

...というよりWordPressに関しては最低限の機能しか備わっていないので、これ単体で運用するには限界があります。

プラグインを導入することで機能が追加され、できることが増えていくのです。

プラグインの導入方法と注意点

じゃあそのプラグインはどこで手に入るのか?どうやってブログに反映させるのか?

注意点も併せてしっかりと画像付きで解説したいと思います。

プラグインの検索方法

最初にプラグインの検索方法について画像付きで説明しましょう。

WordPressにログインすると上記の編集画面(ダッシュボード)に入ると思います。

まずはダッシュボード左側にある「プラグイン」をクリック。

すると現在自分のブログに導入されているプラグインが一覧表示される画面になります。

一覧表の上にある赤枠の「新規追加」をクリックしてください。

“プラグインを追加”という画面に移ります。いくつかプラグインが並べられていますね。

右側の検索エンジンに文字を入れると表示するプラグインを絞ることができます。

試しに“SEO”で検索してみましょう。

するとこんなカンジの検索結果が出ます。
「SEO」のキーワードを含んだプラグインのみが表示されるようになりましたね。

基本的にほとんどのプラグインがダッシュボード内の検索エンジンで探すことができます。

インストールしたいプラグインがあったら取り敢えずキーワードを入れて検索してみてください。

プラグインの導入・削除方法

検索方法は分かったとして、じゃあブログにはどうやって導入させるのか?

今回は画像左側にある「Yoast SEO」をインストールしてみたいと思います。

赤枠の「今すぐインストール」をクリックします。

先ほどのインストール済みプラグイン一覧に追加されているのが分かります。

ワンクリックで簡単にインストールすることができちゃいます。楽ですね~

...さてインストールは済みましたが、これだけではまだブログには反映されていません。

反映させるにはプラグインの枠内にある“有効化”をクリックしてください。

すると上のプラグインたちと同じように枠全体が青くなり、プラグインの機能が反映されるようになります。

一方反映済みのプラグイン機能を外したい場合は“無効化”をクリックしてください。

有効化前の白枠状態に戻ります。

逆に使わないプラグインを消したい!
という場合は有効化のすぐ隣にある“削除”をクリックしてください。

キレイさっぱりプラグインを消し去ることができます。

ちなみにプラグインを導入すると、左側のダッシュボードや上のバーに専用のメニューが設置されるものがあります。

プラグインによっては細かい設定が必要になる場合がありますが、それらはその専用メニューで操作することになります。

不要なプラグインは入れない

バツ印のプラカードを見せる男性

プラグインを導入する上で一つ注意点があります。

それは“不要な(余計な)プラグインは入れない”というものです。

プラグインは先述の通り補助機能を持ったソフト・プログラムなわけで、導入すればそれだけメモリを食うことになります。

過剰に入れすぎるとブログの表示速度が遅くなったり、サイト自体が重くなる恐れが出てきます。

また最悪の場合、不正アクセス悪質なプログラムの侵入経路になってしまうこともあります。

導入してみて「コレ結局使わなさそうだな~」と思うプラグインは削除することを心がけましょう。

基本的に10個前後、多くても14,5個以内に留めた方が良いと思います。

同じジャンルのプラグインは一つまで

一頭のライオン

不要なプラグインは入れないという鉄則に補足すると、プラグイン同士でジャンルや役割が被っていたり重複しているのもNGです。

なぜならプラグイン同士が被っていると、有効化した際にソースコードやらデータやらが干渉し合ってエラーを起こしてしまうからです。

例えば下記で紹介するコード圧縮機能を持ったプラグインを二つ導入して、二つとも有効にしてしまうと二重で圧縮が実行されて不具合が起きる可能性があります。

同じ機能を持ったプラグインは各ジャンル数多くありますが、一つ導入するだけで十分です。

アクションゲームのスキルみたいに「重ね掛けしてガチガチに強化する!」みたいなことはできないので要注意です。

定期的に更新があるかどうかチェックする

プラグインもれっきとしたソフトウェアなので、バージョン更新というものがあります。

導入しているプラグイン一覧表(↑)の中に、“バージョン〇.〇.〇”と表記されているのが確認できるかと思います。

また先ほど解説したプラグインの導入方法の画像内にも、何カ月前に更新したかを表示する“最終更新”の欄があります。

更新情報は左上の「ダッシュボード」→“更新”から確認することができます。

古いバージョンのままだとブログに不具合が生じたり、機能が使えない場合があるので、適宜更新するようにしましょう。

本題:初心者おすすめプラグイン17選

WordPressのプラグイン一覧2

ではここからは初心者に是非とも導入して欲しいプラグインを、3つのカテゴリーに分けて紹介したいと思います。

皆さんのブログ運営に必要だと思うものを選んでいただきたいと思います。

※この記事内ではプラグインの細かい設定手順等は解説しません。恐れ入りますが各自で検索して頂けると幸いです。

最低限入れたほうがいい必須級プラグイン(5選)

特に断りが無い限りは導入すべき重要プラグインになります。

他のブロガーも紹介している定番中の定番品ばかりです。

XML Sitemap & Google News(xmlサイトマップ作成)

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Google側にサイトの更新情報を提供する“xmlサイトマップ”を作成・送信するプラグイン。

xmlサイトマップを送信しないと、せっかく投稿した記事がGoogle側に認識されず、検索エンジンに表示されない状態になります。

かつては「XML Sitemaps(旧Google XML Sitemaps)」というプラグインがリリースされていましたが、2022年4月にリリースが停止されインストールすることができません。

現在はこのプラグインが事実上の代用品として扱われているようです。

機能はXML Sitemapsとほぼ同じなので、運用上特に問題はありません。

WP Sitemap Page(HTMLサイトマップ作成)

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ユーザー向けのサイトマップである“HTMLサイトマップ”を作成するプラグイン。

HTMLサイトマップはそのサイト内の記事をカテゴリーごとに一覧表示する機能があり、目的の記事をいち早く探すのに一役買ってくれます。

ユーザビリティを向上させるのに重要な要素なので、是非とも導入することをオススメします。

Contact Form 7(問い合わせページの設置)

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ブログに問い合わせページを作成できるプラグイン。

問い合わせはブログにおける重要な連絡手段の一つであり、記事を読んだユーザーからのコメントや企業からの案件を受注する際の窓口代わりになります。

これがないと受け取れたはずの貴重な意見や案件が届かなくなってしまいます。

またGoogle Adsenseの審査やASPサービスの審査にも、問い合わせフォームの設置が影響すると言われています。

ブログ運営における超重要素なので、必ず導入するようにしましょう。

All in One WP Security & Firewall(セキュリティ強化)

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WordPressに様々なセキュリティ強化を施せる防衛プラグイン。

ログイン画面の保護や、ファイアウォールの設定。またはパスワードの強度表示からスパム対策ブルートフォース攻撃対策まで、

これ一つであらゆるセキュリティを設定することができます。

さらにどのセキュリティを最優先に強化すべきかもしっかりガイドしてくれるので、操作する上で迷う心配もありません。

万が一の有事に備えて導入するといいでしょう。

UpdraftPlus WordPress Backup Plugin(バックアップ作成)

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指定したプラットフォームにブログのバックアップを保存できるプラグイン。

悪質なプログラムウイルスや不正アクセス、あるいはエラーによりWordPressのデータが消失してしまう可能性はゼロではありません。

このプラグインを使えばWordPress全体のバックアップが簡単に取れる上、

任意のプラットフォームにバックアップデータを送信・保存することができます。

有料版もありますが無料版でGoogle DriveDropboxが指定できるため、十分使い物になります。

データの消失が心配な方は一つ試してみてください。

必須ではないがあると便利な有用プラグイン(9選)

上の必須級よりも優先順位は落ちるも、高いサポート性能を持つ有用プラグインになります。

Akismet Spam Pretection(スパム対策)

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ブログ宛てのスパムコメントを防止するプラグイン。

公式サイトからAPIキーを取得・設定することで自動的にスパムコメントをはじくことができます。

ただしWordPressはコメント枠の有効無効を任意に設定できるため、コメント枠を無効にしている方はそもそも導入する必要がありません。

ブログにコメント枠を設けていて、かつAll in One WP Security & Firewallを導入しない方はこちらをオススメします。

Broken Link Checker(リンク切れチェック)

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ブログ内に掲載したURLのリンク切れを自動的に知らせてくれるプラグイン。

リンク切れを検知すると即座にメールが送られ、どの記事のどのリンクなのかをすぐに見つけることができます。

記事が増えてくると一つ一つ管理するのが難しくなってくるので、かなり便利です。

外部リンクを記事に多数掲載するつもりならば、導入して損はないと思います。

Table of Contents Plus(目次の設置)

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記事内に目次枠を作成するプラグイン。

一目で記事の見出しを網羅できる目次の存在はメチャクチャ大きいです。

どの見出しを表示するのかも細かく設定できる上、文字色や背景画像も編集が効きます。

ただし使用するWordPressテーマによっては目次枠が標準搭載されているものもあるので、必ずしも必要とはなりません。

もしテーマ内に無い場合は導入してみると良いと思います。

Autoptimize(コード最適化)

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“Javascript”や“CSS”などのコード類を最適化するプラグイン。

ブログを構成しているソースコードを圧縮して、サイト全体の軽量化(高速化)を促します。

「ソースコードって何んぞや?」という方は、
Autoptimize=“ブログの無駄な部分をなくして、軽くしてくれるソフト”だと考えていいです。

設定が必要になりますが、サイトが軽くなれば利便性が上がり、かつGoogle側にも良いサイトとして評価されます。

Googleに評価されると検索表示で優位に立てるので、導入する価値は十二分にあります。

少しでもページ速度を上げたい方はオススメです。

EWWW Image Optimizer(画像圧縮)

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記事に掲載したサムネイルや画像類の圧縮機能を追加するプラグイン。

上のAutoptimizeがコード類の最適化(圧縮)を行うのに対し、こちらは画像を専門に取り扱うプラグインになります。

具体的には記事やWordPressに使用されている画像のライブラリを対象に、全て一括で圧縮させることができます。

これにより若干画質が落ちる代わりに、サイト全体の軽量化を図ることができます。

画質にそこまでこだわりが無いという方にオススメです。

WP Mail SMTP by WPForms(メールサーバーの指定)

WP Mail SMTP by WPFormsのバナー画像

問い合わせから送信されたメールを指定したサーバーに転送するプラグイン。

Contact Form 7などで設置した問い合わせフォームは、基本的にブログ置いているレンタルサーバー宛てにメールを送信します。

これが少々厄介なシステムで、サーバーアドレスと送信宛てのメールアドレスが違うものだと、メールが正しく送されない場合があります。

それを解決してくれるのがこのWP Mail SMTP by WPFormsというプラグイン。

送信元のSMTPを適切な型に合わせてくれるので、異なるサーバーでもメールの送受信が行えるようになります。

GmailやAmazon SESをメールアドレスに指定したい方は導入をオススメします。

WP Fastest Cache(サイト高速化)

WP Fastest Cacheのバナー画像

サイト全体の高速化を促すキャッシュプラグイン。

サイトのキャッシュページを有効にすることで、読み込みの高速化が可能になります。

数多くのキャッシュプラグインの中でも非常にシンプルな作りで、かつ日本語にも対応しているのが特徴です。

ブログの表示速度を上げたい方は導入してはいかがでしょうか。

WP Multibyte Patch(文字化け防止)

WP Multibyte Patchの画像

日本語版WordPress専用の文字化け防止プラグイン。

WordPressは元々海外で作られたソフトウェア故に、日本語対応した際に文字化けが発生する恐れがあります。

それを未然に防ぐのがこのWP Multibyte Patchです。

難しい設定もなく、基本的に導入するだけでシステムが働いてくれます。

日本語で運用するならば、導入しておいて損はないと思います。

Flamingo(Contact Form7メッセージ保存)

Flamingoのバナー画像

「Contact Form 7」と連動して自動的にメッセージを保存するプラグイン。

Contact Form 7から送信されたメールは送信先のサーバーを見なければ、どんなメールが送られたかを確認することができません(当然ですが)

つまり何かのミスでメールが消えたり、送信エラーが発生した際にすぐに確認する術が無いのです。

FlamingoはContact Form 7に連結して、送信されたメール全般を全て保存してファイリングすることができます。

通常のメールとスパムメールを自動的に分けてくれる機能も付いているので、メールの仕分けも簡単です。

Contact Form 7を使う方は併せて導入してはいかがでしょうか。

状況次第では役に立つプラグイン(3選)

特定の条件下で採用されるEX枠的なプラグインになります。

WP Maintenance Mode & Coming Soon(メンテナンスモードの導入)

WP Maintenance Mode & Coming Soonのバナー画像

ブログを一時的に閉鎖するメンテナンスモードを設定できるプラグイン。

サーバーを引っ越ししたり、デザイン全体を大幅に変更している際にユーザーがアクセスしてしまうと、何かと面倒なことになりかねませんよね。

特にWordPressをはじめて間もない方は、どのテーマやデザインを使うかを決め切れておらず、素っ裸なブログを見られたくないかと思います。

このプラグイン内のメンテナンスモードを設定・編集することで、ユーザー側のアクセスを防ぐことができます。

逆にブログを閉鎖する事情が無ければ導入する必要はないでしょう。

Smart Slider 3(スライダーの追加)

Smart Slider 3のバナー画像

ブログ内に画像スライダー機能を設定・追加するプラグイン。

ブログを見ていて、画像や記事が横にスライドしているのを見たことはありませんか?

Smar Slider 3を導入するとそのスライダー機能を追加することができます。

画像の表示サイズ、テキスト・サムネイルの表示、スライド自動化の有無などなど、無料でかつ幅広いカスタマイズ性が最大の魅力です。

ただし一部のWordPressテーマにはこのスライダー機能がデフォルトで使えるものもあるため、ブログによっては不要になるかと思います。

ブログに“動き”を付けたい方は一つどうでしょうか。

Open Graph, Google Plus/Schema.org, Twitter Card Tags for WordPress(SNSカード表示)

Open Graph Meta Tags by Heateorのバナー画像

TwitterやFacebookなどのSNS用ブログカード表示をサポートするプラグイン。

投稿した記事をSNSの力で拡散させたいという方は数多くいるかと思います。

しかしいざ記事のURLを掲載しても、大きく表示されないケースが度々あります。その原因は記事のソースコードに“メタタグ”が書かれていないからです。

このプラグインはSNSのカード表示に対応してくれるメタタグを簡単に設定してくれます。

導入時点でSNS表示の設定がデフォルトでチェックされているため、難しい設定も必要ありません。

SNSで投稿記事をしっかり宣伝したい方はオススメです。

まとめ

WoedPressの編集を行う様子

いかがでしょうか。

プラグインは海外で制作されたものが大半を占めており、数も非常に多いです。

WordPressではじめてブログ運営をする方はどれを使うべきか混乱するかもしれませんが、

今回紹介したプラグインは私以外にも多くのブロガーからも評価されているお墨付き品なので、取り敢えず試してみてください。

再三述べましたが、プラグインの入れ過ぎはご法度なのでそこだけ特に注意していただければ幸いです。

今回はここまで、オタッシャデー!!

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