【入門】YMM4とは?できること・導入手順を簡単に解説

YMM4

ゆっくり実況を制作・編集する手段は数多くあれど、その中でも「ゆっくりムービーメーカー」の存在は無視できません。今年に入り正式版がリリースされ、徐々に使用者が増えつつあります。

という訳で今回は...

  • 「ゆっくりムービーメーカー(YMM)」ってそもそも何?
  • どんな機能が実装されているのか?
  • インストールの方法は?無料で使える?

これらの内容について解説していきます。

ドーモ皆さん、タツヒコです。
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『ゆっくりムービーメーカー(YMM)』とは?

『ゆっくりムービーメーカー(略称:YMM)』は機械音声(Aquestalk)を用いた動画「ゆっくり実況」を制作・編集するのに特化したフリー(無料)動画編集ソフトです。

開発は正体不明のクリエイター“饅頭遣い(@manju_summoner)”氏が単独で行っています。

テキスト入力するだけで対応した音声が自動的に出力される仕組みになっており、映像や字幕の編集と並行してゆっくりボイスの挿入ができます。

ゆっくり実況自体は2008年の時点で既にニコニコ動画に投稿されていました。

当時は『Softalk』『棒読みちゃん』等で事前に入力した音声を保存し、別途動画に後付けするスタイルが主流でした。

が、2011年に初代YMMが登場したことでより手軽に、より便利にゆっくり実況が作れるようになり、ゆっくり系動画の普及に一役買うこととなりました。

2022年現在は最新版のゆっくりムービーメーカー4(YMM4)』が公開されています。

YMM4で出来ること(特徴・機能を簡単に解説)

カフェでテキストを入力する

従来のYMMシリーズはゆっくりボイスの挿入がメインでしたが、YMM4では機能が拡張され、ボイス挿入以外に出来ることが大幅に増えています。

今回は各機能・特徴をサラッと簡単に解説していきます。

基本的な編集機能はほぼ全て網羅

タイムライン(レイヤー)機能、カット編集、音声・BGMの挿入、字幕や図形の追加などなど...

イマドキの編集ソフトに備わっている機能は大体実装されています。

編集データの自動バックアップや、サムネイルの保存・出力機能も含まれており、指定した台本ファイルを読み込んでセリフを書き起こす機能もあります。

他には音声にエコーを掛けたり、画像のフェードイン/フェードアウト、あると何かと便利な元に戻す/やり直し機能も備わっています。

ソフト単体で4Kサイズまでのエンコードが可能

YMM3まではソフト単独で動画出力するのが不可能で、一度exoファイルで出力してAviUtlでエンコードする必要がありました。

しかしYMM4で遂にソフト単体でエンコードする機能が実装され、AviUtlに頼らずとも動画出力を完了することが可能になりました。

画面サイズは4K(3840×2160)以内、フレームレートは60fpsまでしっかり対応。

フルHD(1920×1080)も当然可能で、画面サイズを調整すればYoutubeのShorts動画を制作することもできます。

ニコニコ動画投稿者向けに親作品ID出力画質チェッカーなんて機能も付いています。

60種類以上のエフェクトとテンプレート保存機能を用意

YMM3ではボイス入力以外の編集作業は字幕付け、BGM・効果音の付与、図形アイテムや動画ファイルの挿入ぐらいしかできませんでした。

アップグレードしたYMM4ではこれらに加えて60種類以上のエフェクト機能自前で搭載されており、動画の表現・演出に幅を利かせられるようになりました(以下その一例↓)

波紋
跳ねる
放射ブラー
色調補正
色ズレ
極座標変化
ノイズ
セピア

また一度調整した字幕や図形・エフェクトアイテムはテンプレート素材として保存し、何度でも再利用することができます。

各アイテムごとに保存できる他、種類の異なるアイテムを一括りに素材化してしまうことも可能です。

AviUtlへのexo出力機能も続投

YMM3時代のAviUtlとの連携機能もYMM4に続投。

YMM4で編集した動画をexoファイルで出力してAviUtlで追加編集を行い、そのままエンコードすることができます。

YMM4だけでも機能面は十分ですが、拡張性や演出の幅はAviUtl側に軍配が上がります。

より凝った編集をしたい方は併せて導入しても良いと思います。

Aquestalk・AviUtl以外に15種の外部ソフトと正式提携

握手がっちり

YMMがゆっくりボイスの大元である“Aquestalk”と提携しているのはご存知かと思いますが、

実はこれに加えて、ゆっくり実況と縁の深い15種類の外部ソフトと正式に提携しています。

  1. SHAREBOX(フリー合成音声ソフト/Yちゃん)
  2. KuchiPaku(口パク制作ツール/いぬいぬGames)
  3. f2ft(AviUtl縁取りスクリプトの最適化/うにくま)
  4. LMROID(非営利限定のフリー合成音声ソフト/のほしお)
  5. CoeAvatar(クラウド音声合成サービス/コエステ株式会社)
  6. Coefont(AI音声合成サービス/株式会社Coefont)
  7. A.I.VOICE(音声合成AITalk®5/株式会社エーアイ)
  8. COEIROINK(フリー合成音声ソフト/シロワニさん)
  9. OPTPiX SpriteStudio(2Dアニメ制作ツール/株式会社CRI)
  10. VOICEVOX(テキスト読み上げソフトウェア/ヒホ)
  11. CeVIO AI/CeVIO CS(有料音声合成ソフト/フロンティアワークス)
  12. 唄詠(UTAU利用の音声合成ソフト/SHINTA)
  13. Google Cloud Text-to-Speech(クラウド音声/Google)
  14. Amazon Polly(クラウド音声/Amazon)
  15. Microsoft Azure Text-to-Speech(クラウド音声/Microsoft)

※ツールの詳細は各自でお調べ下さい。

これでゆっくり実況だけでなく、VOICEROID状況(ボイロ実況)や“ずんだもん”に代表されるVOICEVOX実況なども作れちゃう訳です。

Aquestalk以外の機械音声や合成音声に興味のある方はご検討してはいかがでしょうか?

YMM4の導入手順

YMM4の導入手順について解説します。

導入とは言っても難しい操作は何一つ無い上、ソフトウェア自体は完全無料なので、5分もあればすぐに終わっちゃいます。

※2022年10月現在、YMM4はWindows10,11、.NET Framework 4.7.2~、DirectX 11 / Shader Model 5.0のみに対応しています。Mac、Linux、ChromeOS、iOS、Android、ver8.1以前のWindowsは非対応なので予めご了承ください。

1.配布サイト「饅頭遣いのおもちゃ箱」へアクセス

まずWindows上でブラウザを起動して「饅頭遣いのおもちゃ箱(https://manjubox.net/)」という配布サイトにアクセスしてください。

アクセス後、右上の“ゆっくりMovieMaker4”の項目をクリックして配布ページに飛びます。

2.“ゆっくりMovieMaker4をダウンロード”をクリック

配布ページに飛べたら下にスクロールして“ゆっくりMovieMaker4をダウンロード”という青枠があるのでこれをクリック。

すると約76MBの“YukkuriMovieMaker.zip”というzipファイルをダウンロードし始めます。

まぁまぁ容量があるので、完了するまでに十数秒時間が掛かります。

3.ダウンロードしたzipファイルを解凍してアプリケーションを起動

zipファイルをダウンロードしたら右クリック→“すべて展開”で解凍し、ファイル内にある“YukkuriMovieMaker.exe”をダブルクリックで起動。

「ゆっくりMovieMaker4を起動中…」と表示されたら無事導入が完了した合図になります。

Ex.「PCが保護されました」と表示された際の対処

ダウンロード後、アプリケーションを初起動すると上記のような画面が表示される場合があります。

「饅頭遣いのおもちゃ箱」にも記載されていますが、フリーソフトを導入した際に決まって表示されるWindowsセキュリティのヤツです。

もし自分のPCに表示された際は以下のように対処してください。

  1. 「Microsoft Defender smartscreenは~可能性があります。」のすぐ下にある“詳細情報”をクリック。
  2. 右下に表示された“実行する”をクリック。

これでアプリケーションの起動が可能になります。

まとめ

いかがでしょうか、今回の内容をまとめると以下の通りになります。

  • YMMはゆっくり実況を作る上で最良の動画編集ソフト
  • 無料だが基本的な編集機能に加えてエフェクトも付けられる
  • インストールも非常にお手軽でプラグイン等も不要

本来ゆっくりボイスを手軽に出力するだけでも十分スゴイことなんですが、YMM4の編集機能の十全さは過去のYMMの遥か先を進んでいると言えます。

ゆっくり実況者を目指している方はぜひ検討してみて下さい。

次回はYMM4を導入して使い始める前に抑えておきたい、規約・ルール等について解説していきます。

今回はここまで、オタッシャデー!!

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